ストレスとの上手な付き合い方
~ストレスコーピングを知ろう~
「最近、疲れているな」と感じることはありませんか?
学校や仕事、人間関係、家族のこと。
毎日の生活の中で、私たちはさまざまな出来事に出会います。
うれしいこともありますが、不安になったり、落ち込んだり、イライラしたりすることもあります。
このような心や体への負担を「ストレス」といいます。
ストレスは、誰にでもあるものです。
悪いものではありません。
しかし、ストレスをため込みすぎると、心や体が疲れてしまうことがあります。
だからこそ、ストレスと上手に付き合う方法を知ることが大切です。
ストレスコーピングとは?
少し難しい言葉ですが、「ストレスコーピング」とは、
ストレスを感じたときに、自分の心や体を少し楽にするための方法
のことです。
例えば、
- 少し散歩をする
- 好きな音楽を聴く
- ゆっくりお風呂に入る
- おいしいものを食べる
- 信頼できる人と話す
- 趣味を楽しむ
- 早めに休む
これらはすべてストレスコーピングです。
人によって合う方法は違います。
「これが正解」という方法はありません。
自分に合った方法を見つけることが大切です。
心はどのように動くのでしょうか?
私たちは、出来事が起きると、すぐに気持ちが変わるわけではありません。
実は、その間に「どう考えたか」があります。
例えば、
友達からメッセージの返事が来なかったとします。
ある人は、
「嫌われたのかな。」
と思うかもしれません。
すると、不安になったり、何度もスマートフォンを見たりするかもしれません。
一方で、
「今日は忙しいのかな。」
と思う人もいます。
その人は、あまり気にせず待つことができるでしょう。
同じ出来事でも、考え方によって気持ちや行動が変わることがあります。
ストレスへの向き合い方は大きく二つあります
① 認知コーピング(考え方を工夫する)
「認知(にんち)」とは、「物事をどう受け止めるか」という意味です。
例えば、
「失敗したから私はダメだ。」
ではなく、
「今回はうまくいかなかったけれど、次に活かせる経験になった。」
と考えてみる。
少し考え方を変えるだけで、気持ちが楽になることがあります。
② 行動コーピング(行動を工夫する)
気持ちが落ち込んでいるときは、少しだけ行動を変えることも役立ちます。
例えば、
- 散歩をする
- 深呼吸をする
- 好きな音楽を聴く
- 温かい飲み物を飲む
- 誰かと話す
- 「ゴチャせたがや」に参加する
ほんの少し行動を変えるだけでも、気持ちが落ち着くことがあります。
「ゴチャせたがや」で一緒に学びませんか?
これから「ゴチャせたがや」では、「こころの取扱説明書シリーズ」として、心の健康について一緒に学んでいきたいと思います。
専門的な知識を学ぶ場ではありません。
誰もが安心して、
「こんなとき、私はこうしているよ。」
「その方法、今度やってみようかな。」
そんなふうに、お互いの経験を話し合い、自分に合った方法を見つける場にしたいと考えています。
話すことが苦手な方は、聞いているだけでも大丈夫です。
次回予告
こころの取扱説明書シリーズ 第2回
「認知コーピングをやってみよう」
考え方が変わると、気持ちも変わることがあります。
次回は、自分の「考え方のクセ」に気づくヒントを、一緒に学んでいきます。
