今回の居場所の様子
5月15日、世田谷産業プラザにて
「ゴチャせたがや」の居場所を開催しました。
今回は2名の方にご参加いただき、
それぞれのペースを大切にしながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
会話の中では、
これまでの仕事のこと、学校生活のこと、人との関わり方の悩み、将来への不安など、さまざまなお話しがありました。
無理に話を進めるのではなく、
「話せる範囲で話す」ことを大切にしながら、穏やかな時間が流れていました。
参加された方の背景
今回参加された方々は、それぞれ異なる経験や悩みを抱えておられました。
ある方は、美術大学を卒業後、就労継続支援A型で働かれていましたが、長時間労働や人間関係の負担が重なり、退職された経験を話してくださいました。
「話し始めると止まらなくなる」ことへの不安や、職場で能力を低く見られてしまうことへの悩みなど、ご本人なりに整理しながら言葉にされていたことが印象的でした。
また、居場所や地域の活動に関心を持ちながらも、
「どこまで関わってよいのか分からない」
「人との距離感が難しい」
といった思いも語られていました。
別の方からは、
以前から継続して参加される中で、
「体を動かすことが好き」
「何か役割を持って関わりたい」
という前向きな気持ちも聞かれました。
今回は、チラシづくりのアイデアについても一緒に話し合いながら、自然な形で交流が生まれていました。
当日の空気感
今回も、静かな雰囲気の中で対話が進んでいきました。
最初は少し緊張した様子も見られましたが、
少しずつ会話が広がり、それぞれが安心して場にいられているように感じました。
特に印象的だったのは、
参加者同士が無理に踏み込むのではなく、お互いの話を丁寧に聞きながら関わっていたことです。
「人とつながりたい気持ち」と、
「うまく関われるか不安な気持ち」の両方を抱えながら来られている方も少なくありません。
その中で、
“まずは同じ空間にいてみる”こと自体が、大切な一歩になることを改めて感じました。
印象に残ったこと
今回の活動を通じて感じたのは、
「安心して試せる場」の大切さです。
働くことや社会参加について考えるとき、
「できるか・できないか」だけではなく、
「安心して関われるか」という視点も、とても重要だと感じます。
また、地域の中に、
・話を聞いてもらえる場所
・失敗しても大丈夫と思える場所
・自分のペースで関われる場所
があることは、孤立を防ぐ上でも大切な意味があると感じました。
運営として感じたこと
一人ひとり、背景や感じ方、得意なことは大きく異なります。
そのため、
「すぐに変わること」を目指すのではなく、
“安心して過ごせること”
“少し関わってみようと思えること”
を積み重ねていくことが大切だと改めて感じました。
また、本人だけでなく、家族や地域とのつながりも含めて、安心して関われる場が必要だと感じています。
「来られるときに来る」
「話したい時だけ話す」
そんな無理のない関わり方を、これからも大切にしていきたいと思います。
これからに向けて
日々の生活の中では、
すぐに整理できない悩みや不安を抱えることがあります。
しかし、安心して過ごせる場所があることで、
少し気持ちが落ち着いたり、次の一歩につながったりすることがあります。
ゴチャせたがやの居場所は、
これからも、それぞれのペースを大切にしながら、地域の中の小さなつながりづくりを続けていきます。
次回案内
次回のゴチャせたがやの居場所は、以下の日程で開催予定です。
日時
6月4日(木)
18:30〜20:30
場所
世田谷産業プラザ
小会議室
特別な準備は必要ありません。
話しても、聞くだけでも、何もしなくても大丈夫です。
それぞれのペースで過ごしていただければと思います。
ご関心のある方は、お気軽にお越しください。

