今回の居場所の様子
7月9日、世田谷産業プラザにて「ゴチャせたがや」の居場所を開催しました。
今回は、初めて参加された方1名と、継続して活動に関わってくださっているボランティア1名にご参加いただきました。
少人数での開催となったため、ゲームなどは行わず、それぞれの経験や最近感じていることについて、ゆっくりと話をする時間になりました。
無理に話題を決めるのではなく、参加された方のペースに合わせながら、自然に会話を重ねていきました。

参加された方との対話
初めて参加された方からは、これまでの生活や仕事、人とのコミュニケーションについてお話を伺いました。
対話の中では、
- 発達特性による日常生活での困りごと
- 人からの説明や指示を理解する難しさ
- 職場で働き続ける中で感じている負担
- 過去のつらい経験
- 自分に合った人との関わり方
など、さまざまなお話がありました。
すぐに答えを出したり、何かを助言したりするのではなく、まずはご本人の言葉を大切にしながらお話を伺いました。
また、ボランティアとして参加された方にも、受付や記録などをお手伝いいただきました。
これまで何度か参加されていることもあり、会場の流れを理解しながら、落ち着いて参加者を迎えてくださいました。
当日の空気感
今回は、参加者とボランティア、運営者が一つのテーブルを囲み、落ち着いた雰囲気の中で対話が続きました。
にぎやかに交流する居場所もあれば、少人数で静かに話をする居場所もあります。
今回は、話す人の言葉を急がせず、途中で考える時間も大切にしながら会話が進みました。
話題は一つに限らず、仕事や人間関係、これまで暮らしてきた地域のことなどへ、少しずつ広がっていきました。

印象に残ったこと
今回改めて感じたのは、安心して自分の経験を話せる時間には、大切な意味があるということです。
普段の生活では、自分の困りごとをどのように説明すればよいのか分からなかったり、話しても理解してもらえないと感じたりすることがあります。
居場所では、話を整理してから参加する必要はありません。
うまく説明できなくても、途中で言葉に詰まっても大丈夫です。
話せるところから少しずつ話し、周りの人が急がずに聞くことによって、安心して過ごせる時間が生まれるのだと思います。
運営として感じたこと
今回は少人数だったからこそ、一人ひとりのお話をゆっくり伺うことができました。
参加人数が多い日には、ゲームや複数人での交流が中心になることもあります。一方で、今回のように静かな対話を中心とする時間も、居場所の大切な役割の一つです。
居場所は、必ず話をしなければならない場所ではありません。
- 自分のことを少し話してみる
- 誰かの話を静かに聞く
- 同じ場所でゆっくり過ごす
- 人との関わりを少しずつ試してみる
その日の気持ちや体調に合わせて、それぞれの過ごし方を選ぶことができます。
これからも、参加人数やその日の様子に合わせながら、安心して過ごせる環境を整えていきたいと思います。
これからに向けて
ゴチャせたがやには、ひきこもり、生きづらさ、発達特性、仕事や人との関わりなど、さまざまな悩みや経験を持つ方が参加されています。
初めて居場所に参加するときには、
「何を話せばよいのだろう」
「うまく人と話せるだろうか」
「自分が参加してもよいのだろうか」
と不安に感じることもあると思います。
無理に話す必要はありません。話を聞いているだけでも、静かに過ごすだけでも大丈夫です。
一人ひとりが自分のペースで過ごせる居場所として、これからも活動を続けていきます。
初めての方も歓迎しています。ご関心のある方は、どうぞお気軽にご参加ください。
