“話さなくてもよい”を大切にしている理由
概要
「何か話さなければいけないのでは…」
初めて居場所に来られる方の中には、
そんな不安を抱えている方も少なくありません。
ですが、「ゴチャせたがや」では、
・無理に話さなくてもよい
・聞いているだけでもよい
・途中参加、途中退出も大丈夫
ということを大切にしています。
今回は、なぜ「話さなくてもよい」を大切にしているのかについて、居場所で感じていることを書いてみたいと思います。
「話したい気持ち」と「話せる状態」は別のこと
居場所では、
「人とつながりたい気持ちはある」
一方で、
「何を話せばよいか分からない」
「うまく説明できない」
「否定されたくない」
「迷惑をかけるかもしれない」
という不安を抱えている方もおられます。
特に、過去に人間関係で傷ついた経験がある方ほど、
“話すこと”そのものに緊張を感じることがあります。
そのため、
「話してください」
「自己紹介してください」
という言葉が、負担になってしまう場合もあります。
“安心できること”が先にある
心理学者のカール・ロジャーズは、
「人は、安心できる関係の中で少しずつ変化していく」
という考え方を大切にしていました。
居場所でも、同じように感じることがあります。
最初はほとんど話されなかった方が、
数回参加する中で、
少しずつ表情が柔らかくなったり、
小さな会話が生まれたりすることがあります。
それは、
「話さなければならない場所」
ではなく、
「話さなくても大丈夫な場所」
だったからかもしれません。
“ただ居る”ことにも意味がある
居場所では、
・同じ空間で過ごすこと
・人の話を聞いていること
・安心して座っていられること
そのこと自体に意味があると感じています。
社会の中では、
「何か役に立たなければ」
「ちゃんと話せなければ」
「積極的に関わらなければ」
と思い続けて、疲れてしまう方もいます。
だからこそ、
“何もしなくても居てよい”
という経験は、とても大切なのではないかと思います。
ゴチャせたがやで大切にしていること
「ゴチャせたがや」では、
・否定しない
・無理をさせない
・それぞれのペースを大切にする
ことを大事にしています。
話したい日は話してもよい。
話したくない日は、聞いているだけでもよい。
人との関わり方は、人それぞれです。
だからこそ、
安心して過ごせる“小さなつながり”を、地域の中で少しずつ増やしていければと思っています。
最後に
「ゴチャせたがや」は、
人とのつながりに不安を感じている方や、
安心して過ごせる場所を探している方のための居場所です。
・うまく話せなくても大丈夫
・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出も可能です
「少し気になる」
そのくらいの気持ちでも問題ありません。
まずは、安心して過ごせる場所があることを知っていただければと思っています。
居場所・家族会の様子
次回の居場所・家族会について
現在、「ゴチャせたがや」では、
世田谷区内で定期的に居場所・家族会を開催しています。
開催情報は、こちらからご覧いただけます。
