【居場所と安心について考える⑤】人は安心できると少しずつ変わる?

「人は変わらなければならない」

そんな空気を感じることがあります。

学校、職場、人間関係の中で、

「もっと頑張らなければ」
「前向きにならなければ」
「早く元気にならなければ」

と思い続けて、疲れてしまう方も少なくありません。

ですが、

居場所を続ける中で感じるのは、

“安心できること”

そのこと自体が、
小さな変化につながることがある、ということです。

今回は、

「人は安心できると少しずつ変わる?」

ということについて、居場所で感じていることを書いてみたいと思います。


目次

“変わろう”とすると苦しくなることもある

居場所では、

「ちゃんと話さなければ」
「うまく関わらなければ」

と緊張されている方もおられます。

特に、

過去に人間関係で傷ついた経験がある方ほど、

“失敗しないように”

と強く意識してしまうことがあります。

そのため、

「変わらなければ」

という気持ちが、
逆に苦しさにつながってしまう場合もあります。


“安心できること”が先にある

心理学者のカール・ロジャーズは、

「人は、安心できる関係の中で少しずつ変化していく」

という考え方を大切にしていました。

居場所でも、

最初はほとんど話されなかった方が、

何度か参加する中で、
少しずつ笑顔が増えたり、
自然に会話へ入られる場面があります。

それは、

“無理に変えようとした”

からではなく、

“安心できた”

ことが大きかったのかもしれません。


“小さな変化”は、外から見えにくいこともある

変化というと、

「働けるようになる」
「学校へ行けるようになる」

などを思い浮かべることもあります。

もちろん、それも大切です。

ですが、

居場所では、

  • 少し長く居られた
  • 人の話を聞けた
  • また来てみようと思えた
  • 表情が少し柔らかくなった

そんな“小さな変化”を感じることがあります。

そして、

その小さな変化には、
大きな意味があることもあります。


“安心して居られる経験”が土台になることもある

社会の中では、

「早く結果を出さなければ」

という空気を感じることがあります。

ですが、

疲れている時や、
人との関わりに不安が強い時には、

まず、

“安心して居られる”

経験が必要なこともあります。

居場所では、

無理に話さなくてもよい。
静かに過ごしていても大丈夫。

そんな空気を大切にしています。

ゴチャせたがやで大切にしていること

「ゴチャせたがや」では、

・否定しない
・無理をさせない
・それぞれのペースを大切にする

ことを大事にしています。

人によって、

休みたい時もあれば、
話したい時もあります。

だからこそ、

安心して過ごせる“小さなつながり”を、
地域の中で少しずつ増やしていければと思っています。

最後に

「ゴチャせたがや」は、
人とのつながりに不安を感じている方や、
安心して過ごせる場所を探している方のための居場所です。

・うまく話せなくても大丈夫
・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出も可能です

「少し気になる」
そのくらいの気持ちでも問題ありません。

まずは、安心して過ごせる場所があることを知っていただければと思っています。

ひとりでも多くの人に、居場所の存在が届きますように。
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「次回の居場所はこちら」

チャせたがやでは、
ひきこもりや生きづらさを感じている方、
ご家族の方向けの居場所を開催しています。

・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出OK
・ご家族の参加も歓迎

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