「普通にできて当たり前」
社会の中で、
そんな空気を感じることがあります。
学校、職場、人間関係の中で、
- 朝起きて通うこと
- 人と自然に話すこと
- 周りに合わせること
- 長時間働くこと
などが、
“普通”
として求められる場面も少なくありません。
もちろん、
社会の中で協調することは大切です。
ですが、
“普通にできない”
ことで、
強い苦しさを抱えている方もいます。
「ゴチャせたがや」では、
・無理をさせない
・その人のペースを大切にする
・安心して過ごせること
を大事にしています。
今回は、
“普通にできない”ことが苦しくなる社会について、居場所で感じていることを書いてみたいと思います。
“普通”に合わせ続けて疲れてしまうこともある
居場所では、
「周りと同じようにできない」
「普通に働けない」
「人と関わるだけで疲れてしまう」
という声を聞くことがあります。
特に、
無理をして周りに合わせ続けてきた方ほど、
少しずつ心や体が疲れてしまうことがあります。
ですが、
周りからは、
「怠けている」
「もっと頑張ればいい」
と見られてしまう場合もあります。
そのことで、
さらに苦しくなってしまうこともあります。
“普通”は人によって違うこともある
社会の中では、
「これくらいできて当たり前」
という基準が、
無意識に共有されていることがあります。
ですが、
安心できる距離感も、
疲れやすさも、
人との関わり方も、
人によって違います。
だからこそ、
“周りと同じようにできない”
ことだけで、
「自分はダメだ」
と思い込んでしまう必要はないのではないかと思います。
“できないこと”を責め続けると苦しくなることもある
人は、
「普通にできない」
と思うほど、
“できない自分”
を責めてしまうことがあります。
特に、
- 失敗経験
- 否定された経験
- 比較され続けた経験
がある方ほど、
「ちゃんとしなければ」
という気持ちが強くなることがあります。
ですが、
無理を続けていると、
少しずつ、
安心して過ごせる場所がなくなってしまうこともあります。
“安心して居られること”が先に必要なこともある
心理学者のカール・ロジャーズは、
「人は、安心できる関係の中で少しずつ自分らしくなっていく」
という考え方を大切にしていました。
居場所でも、
最初は緊張されていた方が、
何度か参加する中で、
少しずつ自然な表情を見せられる場面があります。
それは、
“普通になろう”
と頑張ったからではなく、
“安心できた”
ことが大きかったのかもしれません。
“そのままで居られる場所”の大切さ
居場所では、
無理に話さなくてもよい。
静かに過ごしていても大丈夫。
そんな空気を大切にしています。
社会の中では、
「もっと頑張らなければ」
と思い続けている方も少なくありません。
だからこそ、
“そのままでも大丈夫”
と思える場所が、
地域の中には必要なのではないかと思います。
ゴチャせたがやで大切にしていること
「ゴチャせたがや」では、
・否定しない
・無理をさせない
・それぞれのペースを大切にする
ことを大事にしています。
その中で、
“相談する前の安心”
も、とても大切にしています。
だからこそ、
安心して過ごせる“小さなつながり”を、
地域の中で少しずつ増やしていければと思っています。
最後に
「ゴチャせたがや」は、
人とのつながりに不安を感じている方や、
安心して過ごせる場所を探している方のための居場所です。
・うまく話せなくても大丈夫
・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出も可能です
「少し気になる」
そのくらいの気持ちでも問題ありません。
まずは、安心して過ごせる場所があることを知っていただければと思っています。

