【居場所と安心について考える⑭】“人と関わりたい”と“人が怖い”は両立する

「人とつながりたい気持ちはある。
でも、人と関わるのが怖い」

そんな思いを抱えている方は少なくありません。

周りから見ると、

「人が嫌いなのかな」
「一人が好きなのかな」

と思われることもあります。

ですが、

本当は、

“つながりたい気持ち”

と、

“傷つきたくない不安”

の両方を抱えている場合もあります。

「ゴチャせたがや」では、

・無理に関わらなくてもよい
・その人のペースを大切にする
・安心して過ごせること

を大事にしています。

今回は、

“人と関わりたい”と“人が怖い”は両立する、ということについて、居場所で感じていることを書いてみたいと思います。


目次

“人と関わりたい気持ち”はなくなっていないこともある

居場所では、

「本当は人と話したい」
「でも、うまく関われる気がしない」

という声を聞くことがあります。

特に、

人間関係で傷ついた経験がある方ほど、

“また傷つくかもしれない”

という不安が強くなることがあります。

そのため、

人とつながりたい気持ちがあっても、

一歩踏み出すことが難しくなってしまう場合があります。


“人が怖い”には理由があることもある

社会の中では、

「もっと人と関わればいいのに」

と言われることがあります。

もちろん、

人とのつながりが支えになることもあります。

ですが、

過去に、

  • 否定された経験
  • 理解されなかった経験
  • 無理に合わせ続けた経験

などがあると、

“人と関わること”

そのものが怖くなってしまうことがあります。

だからこそ、

「怖いと思うこと」

自体を否定しないことも大切なのではないかと思います。


“無理に関わらなくてもよい”が安心につながることもある

居場所では、

無理に会話へ入らなくてもよい。
静かに過ごしていても大丈夫。

そんな空気を大切にしています。

「ちゃんと話さなければ」
「積極的に関わらなければ」

と思うほど、
逆に緊張が強くなってしまうこともあります。

だからこそ、

“自分のペースで関われること”

が、
安心につながる場合があります。


“安心できる関係”が少しずつ不安を和らげることもある

心理学者のカール・ロジャーズは、

「人は、安心できる関係の中で少しずつ自分らしくなっていく」

という考え方を大切にしていました。

居場所でも、

最初は緊張されていた方が、

何度か参加する中で、
少しずつ自然に会話へ入られたり、
笑顔が増えたりする場面があります。

それは、

“無理に変わろうとした”

からではなく、

“安心できた”

ことが大きかったのかもしれません。


“関わり方”は人それぞれでよい

人との関わり方は、
人によって違います。

たくさん話したい方もいれば、
静かに同じ空間で過ごしたい方もいます。

だからこそ、

「こう関わるべき」

を押しつけないことを、
居場所では大切にしています。

少し話すだけでもよい。
聞いているだけでも大丈夫。

そんな“小さな関わり”にも、
大切な意味があるのではないかと思います。

ゴチャせたがやで大切にしていること

「ゴチャせたがや」では、

・否定しない
・無理をさせない
・それぞれのペースを大切にする

ことを大事にしています。

その中で、

“相談する前の安心”

も、とても大切にしています。

だからこそ、

安心して過ごせる“小さなつながり”を、
地域の中で少しずつ増やしていければと思っています。

最後に

「ゴチャせたがや」は、
人とのつながりに不安を感じている方や、
安心して過ごせる場所を探している方のための居場所です。

・うまく話せなくても大丈夫
・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出も可能です

「少し気になる」
そのくらいの気持ちでも問題ありません。

まずは、安心して過ごせる場所があることを知っていただければと思っています。

ひとりでも多くの人に、居場所の存在が届きますように。
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「次回の居場所はこちら」

チャせたがやでは、
ひきこもりや生きづらさを感じている方、
ご家族の方向けの居場所を開催しています。

・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出OK
・ご家族の参加も歓迎

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