【居場所と安心について考える⑮】安心できる関係は、なぜ大切なのか

「安心できる人がいない」

そう感じながら過ごしている方は少なくありません。

学校、職場、家庭、人間関係の中で、

「嫌われないようにしなければ」
「迷惑をかけてはいけない」
「ちゃんとしなければ」

と思い続けると、

少しずつ、
“ありのままの自分”

を出すことが難しくなることがあります。

「ゴチャせたがや」では、

・否定しない
・無理をさせない
・その人のペースを大切にする

ことを大事にしています。

その中で感じるのは、

“安心できる関係”

そのものが、
とても大切だということです。

今回は、そのことについて書いてみたいと思います。


目次

“安心できない状態”は、想像以上に疲れることもある

居場所では、

「常に気を張ってしまう」
「人の顔色を気にしてしまう」
「どう思われるか不安になる」

という声を聞くことがあります。

特に、

過去に否定された経験や、
傷ついた経験がある方ほど、

“また傷つくかもしれない”

という不安を抱えやすくなることがあります。

そのため、

人と関わること自体に、
強い疲れを感じてしまう場合があります。


“安心できる関係”は、無理をしなくてもよい関係でもある

社会の中では、

「ちゃんと話さなければ」
「期待に応えなければ」

と感じる場面があります。

もちろん、

相手を大切にすることは重要です。

ですが、

ずっと無理を続けていると、

“本当の気持ち”

を出せなくなってしまうこともあります。

居場所では、

無理に盛り上げなくてもよい。
無理に前向きにならなくても大丈夫。

そんな空気を大切にしています。


“安心できること”が、人との距離感を変えることもある

心理学者のカール・ロジャーズは、

「人は、安心できる関係の中で少しずつ自分らしくなっていく」

という考え方を大切にしていました。

居場所でも、

最初は緊張されていた方が、

何度か参加する中で、
少しずつ自然な表情を見せられたり、
自分のことを話されたりする場面があります。

それは、

“変わることを求められなかった”

からこそ、
安心できたのかもしれません。


“理解される”より、“否定されない”ことが大切な時もある

人との関係の中では、

「分かってほしい」

と思うことがあります。

ですが、

すぐに完全に理解し合うことは、
難しいこともあります。

だからこそ、

まずは、

“否定されないこと”

が大切な場合もあります。

居場所では、

すぐに答えを出さなくてもよい。
考えがまとまっていなくても大丈夫。

そんな関わり方を大切にしています。


“安心して居られる経験”が支えになることもある

居場所では、

ただ同じ空間で過ごす中で、

少しずつ安心される方もいます。

  • 話を聞いてもらえた
  • 否定されなかった
  • 無理に変えられなかった

そんな経験が、

“また来てみようかな”

という気持ちにつながることがあります。

安心できる関係は、

すぐに何かを変えるものではないかもしれません。

ですが、

少しずつ人とのつながりを感じる土台になることもあります。

ゴチャせたがやで大切にしていること

「ゴチャせたがや」では、

・否定しない
・無理をさせない
・それぞれのペースを大切にする

ことを大事にしています。

その中で、

“相談する前の安心”

も、とても大切にしています。

だからこそ、

安心して過ごせる“小さなつながり”を、
地域の中で少しずつ増やしていければと思っています。

最後に

「ゴチャせたがや」は、
人とのつながりに不安を感じている方や、
安心して過ごせる場所を探している方のための居場所です。

・うまく話せなくても大丈夫
・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出も可能です

「少し気になる」
そのくらいの気持ちでも問題ありません。

まずは、安心して過ごせる場所があることを知っていただければと思っています。

ひとりでも多くの人に、居場所の存在が届きますように。
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「次回の居場所はこちら」

チャせたがやでは、
ひきこもりや生きづらさを感じている方、
ご家族の方向けの居場所を開催しています。

・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出OK
・ご家族の参加も歓迎

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