「聴くことから始まるつながり⑦」”共感”と”同意”は違う

誰かの話を聴いていると、

「それは大変だったね」

「つらかったね」

と声をかけることがあります。

こうした言葉は、

相手に寄り添おうとする気持ちから生まれるものです。

しかし、

話を聴くときに大切なのは、

何でも賛成することではありません。

今回は、

「共感」と「同意」の違いについて考えてみたいと思います。

共感と同意は違う

共感とは、

相手の気持ちや立場を理解しようとすることです。

例えば、

「それは悔しかったですね」

「不安だったんですね」

と相手の気持ちを受け止めることです。

一方で、

同意とは、

相手の考えや意見に賛成することです。

この二つは似ているようで、

実は少し違います。

話を聴くときには、

相手の気持ちには共感しながらも、

必ずしも同じ考えになる必要はありません。


気持ちに寄り添うことが大切

例えば、

誰かが職場で嫌な出来事について話していたとします。

そのとき、

「それは腹が立ちますね」

と気持ちに寄り添うことは共感です。

しかし、

「相手が全部悪いですね」

と言い切ることは同意に近いかもしれません。

話を聴くときに大切なのは、

事実を判断することよりも、

相手がどのような気持ちでいるのかを理解しようとすることです。


違う考えでも共感はできる

人はそれぞれ、

価値観や経験が異なります。

そのため、

相手と同じ考えになれないこともあります。

それでも、

「そう感じたんですね」

「そういう経験だったんですね」

と受け止めることはできます。

共感とは、

自分と同じ考えになることではなく、

相手の気持ちを尊重することです。

だからこそ、

考え方が違っていても、

安心して話せる関係をつくることができます。


ゴチャせたがやで大切にしていること

ゴチャせたがやでは、

  • 人の話を聴く
  • 否定しない
  • 話したくないときは話さなくていい
  • それぞれのペースを尊重する

ことを大切にしています。

悩みを解決することだけが目的ではありません。

まずは安心して過ごせること。

そして、「ここに居てもいい」と感じられること。

そんな時間をつくるために、傾聴を大切にしています。

おわりに

共感と同意は同じではありません。

相手の気持ちを受け止めることと、

相手の意見に賛成することは別のことです。

話を聴くときに大切なのは、

「自分と同じ考えかどうか」ではなく、

「どのような気持ちで話しているのか」を理解しようとすることです。

そうした関わりが、

安心して話せる場や、

人とのつながりにつながっていくのではないでしょうか。

次回予告

話を聴いていると、

つい

「分かるよ」

と言いたくなることがあります。

しかし、

本当に相手の気持ちを理解することは簡単ではありません。

次回は、

「『わかるよ』と言いたくなる理由」

について考えてみたいと思います。ではないでしょうか。

ひとりでも多くの人に、居場所の存在が届きますように。
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「次回の居場所はこちら」

チャせたがやでは、
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