【居場所と安心について考える⑫】無理に変わらなくてもよい場所

「変わらなければいけない」

そんな思いを抱えながら過ごしている方は少なくありません。

学校、職場、人間関係の中で、

「もっと頑張らなければ」
「普通にできるようにならなければ」
「前向きにならなければ」

と言われ続けると、

少しずつ、
“今の自分ではダメなのではないか”

と感じてしまうことがあります。

「ゴチャせたがや」では、

・無理に変えようとしない
・その人のペースを大切にする
・安心して過ごせること

を大事にしています。

今回は、

“無理に変わらなくてもよい場所”

について、居場所で感じていることを書いてみたいと思います。


目次

“変わらなければ”と思い続けて疲れてしまうこともある

居場所では、

「ちゃんとしなければ」
「早く元気にならなければ」
「周りに合わせなければ」

という思いに疲れてしまった方の声を聞くことがあります。

もちろん、

前に進みたい。
変わりたい。

そんな気持ちを持つことは自然なことです。

ですが、

ずっと“変わること”を求められ続けると、

「今の自分では居てはいけない」

と感じてしまうこともあります。


“安心して居られること”が先に必要なこともある

社会の中では、

「まず行動を」
「まず頑張ろう」

という言葉を聞く機会が多くあります。

もちろん、
行動することが支えになる場合もあります。

ですが、

疲れている時や、
人との関わりに不安が強い時には、

まず、

“安心して居られること”

が必要なこともあります。

居場所では、

無理に話さなくてもよい。
聞いているだけでもよい。
静かに過ごしていても大丈夫。

そんな空気を大切にしています。


“そのままで居られる”ことで安心につながることもある

心理学者のカール・ロジャーズは、

「人は、受け入れられることで少しずつ自分らしくなっていく」

という考え方を大切にしていました。

居場所でも、

「無理に変わらなくても大丈夫」

と思えることで、
少し安心される方もいます。

それは、

“何かができるようになった”

からではなく、

“そのままでも受け止めてもらえた”

と感じられたからかもしれません。


“変化”には、それぞれのペースがある

人によって、

安心できるまでの時間も、
人との関わり方も違います。

すぐに話せる方もいれば、
静かに過ごしたい方もいます。

だからこそ、

「こうあるべき」

を押しつけないことを、
居場所では大切にしています。

無理に変わろうとしなくてもよい。
今のペースでも大丈夫。

そんな空気が、
安心につながることもあります。


“安心できる場所”が、少しずつ力になることもある

居場所では、

最初は緊張されていた方が、

何度か参加する中で、
少しずつ表情が柔らかくなったり、
自然に会話へ入られる場面があります。

それは、

“変わることを求められなかった”

からこそ、
安心できたのかもしれません。

人は、

安心できると、
少しずつ自分のペースで動き出せることがあります。


ゴチャせたがやで大切にしていること

「ゴチャせたがや」では、

・否定しない
・無理をさせない
・それぞれのペースを大切にする

ことを大事にしています。

その中で、

“相談する前の安心”

も、とても大切にしています。

だからこそ、

安心して過ごせる“小さなつながり”を、
地域の中で少しずつ増やしていければと思っています。

最後に

「ゴチャせたがや」は、
人とのつながりに不安を感じている方や、
安心して過ごせる場所を探している方のための居場所です。

・うまく話せなくても大丈夫
・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出も可能です

「少し気になる」
そのくらいの気持ちでも問題ありません。

まずは、安心して過ごせる場所があることを知っていただければと思っています。

ひとりでも多くの人に、居場所の存在が届きますように。
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「次回の居場所はこちら」

チャせたがやでは、
ひきこもりや生きづらさを感じている方、
ご家族の方向けの居場所を開催しています。

・聞いているだけでも大丈夫
・途中参加、途中退出OK
・ご家族の参加も歓迎

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